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妊娠中はお口の中も変化する!?

2022年12月22日

静岡市清水区川原町のわたなべミント歯科です。

今日は妊婦さんのお話。
妊娠するとつわりや眠気、味覚の変化に加えて身体も変化しますが、実はお口の中にも変化が現れます。

体調の変化による磨き残しや、間食の増加、ホルモンバランスの関与によってお口の中の菌が増殖しやすくなり、歯ぐきの赤みが増し痛みや出血しやすくなる妊娠性歯肉炎です。年齢に関係なく、実に多くの妊婦さんが罹患する症状です。出産後に改善するケースが多いですが、近年の研究で歯周病に感染している場合、切迫早産や低体重児のリスクが上がる報告もあります。

また妊娠性エプーリスという歯ぐきに出来物が現れることもあります。
また虫歯がある場合も要注意!産まれたばかりの赤ちゃんは虫歯菌はいませんが、家族からのスキンシップや、同じスプーンを使うことで赤ちゃんに感染するのは本当です。
出産後は忙しくなかなか時間がとれないこともあると思います。妊娠中にお口の中の環境を整えておきましょう!

わたなべミント歯科ではマタニティ歯科も行っております。無理のない姿勢で体調に合わせてのクリーニングも可能です。
また治療が必要な際に妊婦さんの多くはレントゲン、薬、麻酔を気にされると思います。どれも歯科の範囲では問題ありませんが、体調や治療の優先順位を決め、必要最低限の範囲でしっかりと相談したうえで進めていきますのでご安心ください。
市の妊婦歯科検診も受け付けております。