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銀歯と金歯とセラミック
2023年1月7日
あけましておめでとうございます。清水区川原町のわたなべミント歯科です。今年もよろしくお願い致します。
虫歯治療で型取りを行う予定の患者さんによく聞かれる質問の一つ。
「保険と保険外どっちがいいですかね?」
セラミックはプラークや歯石がつきにくい特徴があります。汚れがつきにくいということは歯周病や虫歯のリスクを減らすことにもつながります。
また昔から使用されている貴金属のゴールドはとても優秀です。自身の歯に合わせて伸びるためいつまでも適合は最良です。噛み合わせが強い方でも使用できます。見た目と18kゴールドにアレルギーがある場合使用できないのがデメリットとなりますが、ミント歯科ではよく選択されることが多いです。
保険でいれる銀歯は非金属です。金属はイオン化傾向を示します、懐かしの小学校の理科です。歯科用の金属のイオン化は低いですが、少なからず起きています。そのためしっかり磨いていても、フロスを使っていても銀歯を外してみると下に汚れや虫歯が見つかることが多いのです。またここ数年で白い保険材料も選択可能になりました。しかしながら素材は強いプラスチックであり、セラミックとは違います。
セラミックは強度があり、イオン化の影響を受けないため、何かで傷がつかない限り汚れは付きにくいです。セラミックは綺麗で美しく白いというイメージが大きいですが最大の利点はここにあると思います。どんなに綺麗にしていても、口腔内には細菌がいてその数が多くなれば歯周病や虫歯の進行を引き起こし、歯を失ったり昔の治療のやり直しとなリます。
口腔内細菌とは一生共存しなければいけません。できるだけ影響の少ない材質で治療することは予防歯科ではとても重要といえます。
ミント歯科ではその点も踏まえて保険から保険外までの全ての選択肢の説明をしています。長期的に歯を保ちたいという考えのある方は、保険外の詰め物を考えてみましょう。