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生えたての歯の色が変わっている場合は注意が必要
2023年4月5日
こんにちは、静岡市清水区川原町のわたなべミント歯科です。
桜がキレイに咲いていますね、これから始まる新しい学年にワクワクしているお子様も多いと思います。
さて、5歳、6歳を迎えると乳歯が抜けて大人の歯が生えてきます。
一般的に下の前歯から抜け始め、同じ頃一番奥に6歳臼歯が新たに生えてきます。生まれたての歯が何だか黄色い、茶色いという場合は注意が必要です。
これは形成不全という状態が多く、生まれつき表面の歯の質が弱いことを意味します。形成不全の歯は表面が柔らかく一度虫歯になると進行がとても早い傾向にあります。
無症状がほとんですが、重度の場合はしみる症状や痛みを訴える場合もあります。
虫歯ではないので、予防を徹底し虫歯にしないよう注意すれば問題ありません。
仕上げ磨きの際に保護者の方が気づくケースや就学前検診などで指摘されるケースが多いですが、かかりつけの歯科を持ち経過を見ながらフッ素やシーラントといった予防処置で歯を守っていくのがいいでしょう。
永久歯が生えてきたらトレーフッ素が有効です。塗るだけでは唾液で流れて効果が薄れてしまいますが、専用トレーを使うことで奥歯までしっかりとフッ素を密着できます。
気になることがあればお気軽にご相談下さい。