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詰め物を入れた後の症状について
2023年8月6日
こんにちは
静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
今日は詰め物を入れた後のしみる症状についてお話します。
まず、詰め物を入れた後や小さな詰め物の型取り後にしみるのは
神経が過敏になっているからです。
治療直後は、麻酔をする、歯を削るという虫歯の治療において、
神経が刺激を受けたことにより過敏になっている時期でもあります。
神経のダメージを回復するのには、ある程度の時間が必要です。
また、銀歯をセットした直後は熱を伝えやすいため
金属は熱の伝導性が高いので、熱いものや冷たいものを食べると
神経に直接その刺激を伝えやすい特性があります。
そのため、神経に近い詰め物ですと刺激を感じやすく、
飲食をするたびにしみたように感じるのです。
痛みが取れるまでの期間は、歯の状態や人それぞれです。
大抵の場合は、1〜2週間ほどで徐々に症状がやわらぎ
落ち着くことがほとんどですので
あまり刺激を与えず少し様子をみてください。
ただ、中には神経にギリギリの虫歯もあります。痛くなりそうだから神経を取ることはしないので、虫歯をとった後神経が出てきていなければ、薬を敷いて何とか神経を温存させます。痛みが出ずそのまま済むケースと数週間経って痛みが増してきたり、また何もしなくても痛みが出てきた場合は神経の状態を精査する必要があります。これは個人差があります。
分からないことがあればお気軽にご相談ください。