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虫歯があると宇宙飛行士になれない⁉︎

2023年11月3日

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
今日は歯科の豆知識。みなさんの子供の頃の将来の夢は何でしたか?
先日、当院に検診に来た6歳の子が将来は宇宙ステーションで働きたい!と目をキラキラさせていました。

宇宙飛行士も憧れの職業の一つですが、宇宙飛行士になるにはいろいろな試練を乗り越えなければいけません。

そのひとつとして、宇宙飛行士は虫歯があるとなれないのです。
なぜ虫歯があるとなれないのでしょうか?
宇宙では歯が痛くなっても虫歯を治療する器具も場所もありません。でも、それだけが理由ではないのです。
宇宙で船外活動をするとき宇宙服の中の気圧は減圧されます。
減圧環境で作業する宇宙飛行士の歯に治療済みの詰め物と歯の間に隙間があったり、虫歯で歯に空洞があると空気が膨張して歯を内側から圧迫するために強烈な痛みを感じるのです。最悪の場合、歯が破裂する危険さえもあります。
このことから宇宙飛行士は虫歯があるとなれないと言われています。
しかし虫歯があるから絶対になれないわけではありません。虫歯があっても治療していれば問題ありません。詰め物もしっかり治療してあれば大丈夫。
宇宙飛行士はスペースシャトル乗船前に必ず歯科医院で診察してもらい、悪化しそうな虫歯や外れそうになっている詰め物はないか確認してもらうそうです。
宇宙飛行士でなくとも、歯医者に行って虫歯を治療して、綺麗な状態を保つことは大切なことです。ご自身の状態を知るためにも歯科検診をおすすめしています。