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学校の歯科検診で用いられる用語

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。6月は学校の歯科検診の時期ですね。当院も学校医をやっておりますが、今の子達は虫歯は少ない印象です、代わりに不正咬合や歯並びにチェックが付く場合がとても多くなっています。食生活や生活の変化なのか、今の子供達は顔が小さく顎も小さいためと考えられます。親知らずは生まれつき無い子もたくさんいます。
さて、子供達が持って帰ってくる勧告書、質問を多く頂くのでざっとまとめます。用いられる用語のそれぞれの意味は、次のようになります。

・C:Cariesを略した用語です。虫歯が進行しており、すぐに治療が必要な歯を指します。虫歯の大きさによってC1.2.3.4とランク付けされます。
・○:過去に何らかの治療が完了しており、今は問題なしの歯を指します。
・CO:虫歯の進行が始まっている歯、進行が始まりそうな歯を指します。直ぐに治療の必要はなく、歯みがきなどを見直す事で改善できるケースが多いです。治療ではなくても、予防が大切な部位
・×(バツ):永久歯に生え変わりつつある乳歯を指します。子供の歯が残っていてうまく交換できず抜歯をした方がいい場合にもつけられます。
・△(さんかく):永久歯が、何らかの理由で損失(なくなっている)している歯を指します。生まれつき無い場合にもチェックがつきます。
・/(斜線):健全歯(過去に一度も虫歯にかかったことのない歯)を指します。
・サ:虫歯予防のための「サホライド」が塗布されている歯を指します。
・アルファベット:A、B、C、D、Eといったアルファベットで区分されている歯は、乳歯を指します。
・数字:1、2、3、4、5、6といったように、数字で区分されている歯は、永久歯を指します。
・G:すでに「歯周炎」が進行しており、治療が必要な歯を指します。汚れを歯科医院でおとし、歯ブラシの仕方を練習しましょう
・GO:歯周炎の進行が始まっている歯、進行が始まりそうな歯を指します。すぐに治療の必要はなく、歯みがきなどを見直すことで改善できるケースが多いです。
健康な歯を保つためには幼い時から歯科への敷居を低くし、歯への関心を当たり前に出来ることが一番です。定期検診を心がけましょう!また生えたての歯は柔らかく、虫歯になりやすい特徴があります。フッ素やシーラントで強い歯に促せます。合わせて予防して行きましょう!

女性ホルモンと歯の寿命

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。さて、日本の平均寿命は女性の方が長いのは有名な説ですが、歯の平均寿命はどうなのかご存知でしょうか?
実は、歯の平均寿命は女性の方が短いのです。
45歳を分岐点に、歯を失う割合は女性の方が上回ります。さらには、一番大事にしたい下の奥から6番目(第一大臼歯)は男性よりも3年も短いというデータが出ています。
これはどうしてでしょう。
主な理由の一つに女性ホルモンが関係しています。
女性にはいくつもの節目がありますがここで起こるホルモンバランスの変化は、お口の中の組織や粘膜に影響を及ぼすため歯周病にもなりやすいと言われています。

思春期
最初の大きな変化が起こります。女性ホルモンの分泌が活発になり、歯石がつきやすくなったり歯茎が歯肉炎になりやすくなります。またこれは男女問わずですが、歯磨きへの意識は低くなりがちな年齢ですので、知らぬ間に生えたばかりの奥歯に虫歯を作りやすくなります。

妊娠、出産期
この時期は30から70%の人に歯肉炎が見られます。妊娠により免疫にも変化が出るため歯周組織には影響が出ます。普段より歯茎の赤みが増したり口臭がしたり出血したりします。また悪阻などで口の中は酸性に傾き虫歯にもなりやすいと言えます。また体調により歯磨きがしづらかったりもするので、安定期に妊婦健診と合わせてお口の中をクリーニングしたりフッ素を塗布したりすることをお勧めします。

中年期
家庭、仕事など色々忙しく色々重なるこの時期は、不規則な生活や食生活も偏りが出たり、自分のことはおろそかになりがち。知らぬ間に歯周病や虫歯が進行してしまいます。じかんができたら…と思っているうちに歯を失う可能性があります。年に数回ですので定期検診を受けましょう!

更年期
女性ホルモンが低下してきます。更年期障害のひとつ、ドライマウス。唾液の分泌が減り口の中が乾燥していると口臭、歯周病の進行、知覚過敏や味覚障害、舌が黄色くなってくるなどお口の中の変化は著しくなります。骨密度の低下や免疫力の低下の全身状態とともに予防していくことが大切です。
ビタミンやカルシウムを意識してよく噛んで食べましょう。

様々なライフステージの過ごし方で将来の歯の寿命は決まります。今回は女性にフォーカスしましたが、ぜひ定期的な検診で予防していきましょう!
お気軽にご相談ください。

噛み合わせの力

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
皆さん、普段から食べるときに物を噛んでいますが、一体何キロの力で噛み合わせていると思いますか?
実は、自分の体重の1.5倍と言われています。例えば50キロの体重の人は噛むたびに上下で75キロの力で噛み合わせています。嚙む力は思っている以上に強いです。

握力でリンゴを潰すことができる人はあまりいません。
しかし、リンゴを噛んでつぶせない人もあまりいません。

これはつまり、全力の握力よりも噛む力が強いということです。
この噛む力に耐えているのは「歯」とそれを支える「骨」や「歯肉」です。
お口の中は非常に過酷な環境です。
お口の中には多くの常在菌がいて、湿度も100%近くあり唾液で物を分解する酵素もあります、また噛む力が強力なため物を消化するのには最適ではありますがお口の中に存在する物にとっては過酷といえます。

歯は常にこの環境に置かれているのです。
毎回かかる噛む力は一度では割れなくても経年的に何度も何度もかかると劣化してついには割れてしまいます。

この写真は下の歯に銀の詰め物が入っていますが手前側の自身の歯の部分が割れて内部が露出しています。

またこちらの方のレントゲン写真では歯が折れてしまっています。歯科は久しぶりとのことで、歯周病も進み、好物はナッツとガムということも合わさり、少しづつ噛み合わせが変わっていて、負荷が割れた歯にかかってしまっていたのでしょう。

噛む力は筋肉によって起こるため常に筋トレをされている状態になります。だんだんと嚙む力が強くなり割れるなんてこともありえます。

歯ぎしりや食いしばりが強い方はそれに対するケアも考えなければ歯が負けてしまいます。
修復する場合には修復する材料は歯よりも強くなければ必ず割れます。
心配な部分がある方はお気軽にご相談下さい。

足りない骨を補う

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
蒸し蒸しして、梅雨が近づいている感じがしますね!

当院ではただいま一緒に働いてくれる歯科衛生士さん、歯科助手さんを募集中です!保育士、栄養士、技工士の資格をお持ちの方は優遇しますので、見学にいらして下さい!スタッフ同士の仲の良さが自慢です!

さて、歯を抜いた所や、根尖病巣、歯周病が進んだ部位の骨は痩せていくのをご存知ですか?骨が痩せるとその部分は窪んでしまい、差し歯を入れようとしても他の歯との調和が不自然になってしまいます。またセルフケアも難しくなってしまいます。
今回は、前歯の根の先に大きな膿が溜まってしまい、歯が折れてしまった部位。レントゲンで骨が弱っており、そのままブリッジを入れると抜いた部分だけ異様に長い歯になってしまう、どうにも不自然な見た目になると判断し、骨を補う『骨補填』を行いました。骨を作るお薬を入れ、数ヶ月待ち不自然でない所までの回復を待ってブリッジを入れました。

適応には審査が必要ですが、今回はとても満足して頂けました。
ご自身の歯で悩みがあれば、一度相談にいらしてください。

痛みを伴う顔の腫れ

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です!
先日、急患で歯茎が大きく腫れた患者様が来院され、緊急処置として切開で膿を抜き、抗生物質で鎮静しました。待合室でも終始辛そうで、帰りには麻酔の効果もあって落ち着いた様子で安心しました。

歯科において、歯茎が腫れることは多くありますが、中には顔まで腫れてしまうこともあります。
今回は顔が腫れる原因についてまとめてみます。

一番多いのは親知らずを抜歯した後です。
特に下あごの親知らずで半分以上埋まっている歯を抜いた場合に起こりえます。
普通の抜歯では起こることは少なく、埋まっている歯を切開したり、歯を抜くために覆っている骨や周りのの骨を削ることによって抜歯する必要がある場合に多いです。
傷が大きいときに治る過程として、内部で血液によって治癒を行っているときに腫れていきます。当院では事前に説明し、そのリスクがあれば当日や次の日はお休みの日を選んで予約を取る方が多いです。

次に多いのは歯茎の腫れが大きくなった時です。
これには大きく二つ原因が考えられます。
歯周病由来の腫れまたは根尖性歯周炎由来の腫れ
腫れる部位は見た目には近いですが、原因が違います。
歯周病であれば歯と歯茎の境目から歯周ポケットが深くなり炎症がひどくなると大きく腫れてきます。歯のぐらつきも出てくるでしょう。
根尖性歯周炎では歯の根っこの先端で膿が蓄積し、膿が多く溜まると歯茎も腫れてきます。歯が折れている場合もこの症状が見られます。

今回切開したのは、歯茎の部分が大きく腫れてきており触ると内部に液体が溜まっているようなぷにょぷにょとした感触があり、痛みも伴っていたため早急に切開を提案しました。内圧が下がれば痛みは軽減するので、応急処置だけでもかなり楽になります。落ち着いたら歯の根っこの治療に移ります。

また口腔腫瘍でも起こりえます。
良性や悪性どちらも大きくなる可能性があります。
どの病気であるかに関わらず、腫れがある場合には歯科医院へ受診するようにしましょう。

スーパーナチュラルデンチャー

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。長い人では10連休だったGW終わりましたが、当院は今日から元気に診療中です。

さて、歯がなくなると色々な弊害が出てきます。まずは食べるのが遅くなりますし、噛めないことで食べ物のチョイスも変わってきてしまいます。
さらには顔の筋肉の衰えや見た目の変化、丸呑みに近い咀嚼になることから誤嚥性肺炎や機能低下による認知症の進行にもかかわると言われています。

当院に来院してくれる患者様にはいくつになっても、美味しく食事して頂きたい!開院当初からかかげてきました。
歯が多数なくなると選択肢に入ってくる入れ歯(義歯)、なかなか合わず悩んでいる患者様は多くいます。

義歯には種類も色々ありますが、今回は当院の最高峰の義歯、スーパーナチュラルデンチャーを行った症例です。
その名の通り超自然に見える義歯です、機能と見た目を最大限活かした義歯。

上顎の裏面は金属で薄く、食事の温度もわかるように、また下顎では残っている歯を守る役割として裏面から支える役割もしています。また従来の残っている歯にかかるバネをなくしているため、他人からの見た目も入れ歯が入っているかはパッと見ではわかりません。
保険の義歯ではどうしても支える面が分厚くなって違和感がでてしまいますが、これなら馴染みもいいと患者様からも嬉しいお言葉を頂きました。また前歯にかかる銀のバネが気になって笑えない、マスクが外せないといったストレスからも解放されたとのこと。

葉物や、硬い煎餅も食べれるとそれだけで生活が豊かになります。
こういう選択肢もあることは、カウンセリングにて入れ歯が必要な患者様全ての方に事前にお伝えしています。聞いてみたいだけでも構いません。気になる方は一度ご来院ください。

上唇小帯切除のその後…

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。以前、上唇小帯のブログを書きましたが今日はその経過についてお話します。
まず、上唇小帯異常とはなにか。
6歳から7歳頃に前歯が抜け、大人の歯が生えてきますが、初めは皆ハの字に生えてきます。
その後隣の歯に押されて閉じてきますが、唇の裏と前歯の上あたりの歯茎結ぶ肉の筋を、上唇小帯と呼びます。
これが太く前歯の歯の間に入り込んでしまっている状態が上唇小帯異常です。

この太い筋のせいで前歯が閉じてこないと、すきっ歯状態になります。

上の写真は、すきっ歯状態の写真。
ここから筋を切って、3ヶ月後

とっても綺麗に閉じてきます!怖がりさんとのことでしたが、全く問題なく処置もできました!
お子さんの前歯の隙間気になる方は一度見せに来てください。

歯の詰め物は劣化します!

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。桜がさき、すっかり春になりましたね!病院の前を通るピカピカのランドセルの一年生に元気をもらっています。

さて、歯科医院で1日で終わる治療の一つにプラスチック修復があります。
前歯や比較的小さな虫歯で行いますが、見た目が白く、治療費も安価です。
しかしながら一生持つかと言われると、それは違います。
詰め物、かぶせ物の寿命は材質によって違います。
教科書では、保険のコンポジットレジン(CR)はプラスチックなので2~3年、保険の金属の詰め物は3~5年、金属のかぶせ物は5~7年程度、自費のセラミック治療は10年以上といわれています。
お口の中は非常に過酷な環境です。
熱いもの、冷たいもの、辛いもの、甘いもの、すっぱいもの、固いもの、やわらかいもの、ねばねばしたものなど本当にいろいろなものが入ってきますし、口腔内は約3000~5000億もの細菌が存在しています。さらに物を噛むたびに60〜80Kgの負荷がかかります。
このような環境に常にさらされていれば、プラスチックはもちろん、たとえ金属であっても劣化してくるのは仕方ないとも思えてきます。
それに対しセラミックやジルコニアは陶器の食器、ダイヤモンドと同様と考えれば、丈夫で汚れも付きにくく、いろいろな環境に耐えられますので、プラスチックや金属と比べ寿命が長くなるのは当たり前のことなのです。
では例えば寿命が5年程度と言われている銀の詰め物を10年前に装着した場合、それを外して新しく作り直したほうがいいのでしょうか?
患者さんに聞かれることも良くあります。
いろいろと考え方はあるとは思いますが、寿命以上の時間が経っていてもそれを外して新しくやり直す必要はないとお話ししています。
詰め物やかぶせ物を新しくやり直すのは、あくまでその歯がむし歯になってしまった場合や、大きな段差になった場合、詰め物やかぶせ物が取れてしまってそれをもとに戻そうとしても適合が悪かったりで、戻すことができない場合になってきます。

しかし、見た目に違和感が出る場合や、すり減って研磨などでは入り込んだ汚れが取れない前歯などのプラスチックはやりかえを希望される方が多い印象です。時間が経つと変色もしてくるので目立つのも一つでしょう。検診ではそう言ったご相談にも乗っています。お気軽に来院ください。

古い詰め物の下では…

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。

お口の中にある過去にした詰め物、いつ治療したか覚えていますか??
例えば白いプラスチックで治した歯、プラスチックは経年劣化する材料です。
次第にすり減ってきていたり、欠けていたり、変色したりします。
なかなかご自身で気づきにくいですが、検診で下に隠れた虫歯が発見されるケースは多くあります。

今回も8年前に治療した詰め物の下で虫歯が広がっていたケース。幸い神経は無事でしたので、また劣化するのは嫌だということで、セラミック(e-max)を用いて修復しました。
セラミックには種類がありますが、e-maxは適度な硬さと、際立つ美しさを兼ね揃えています。
自分の歯のような透明感が出せるセラミックです。また最大の特徴は汚れのつきにくい表面の特性で、2回目の虫歯になるリスクを減らすことができます。

セットした歯はとても美しく、患者様にも喜んで頂けました。
ご自身に自覚症状がなくても検診で早期発見し、健康なお口を目指しましょう!

じわじわ来る痛み

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
暖かくなって来ましたが、花粉が辛いですね。患者様も花粉症の方が多く、治療中は鼻呼吸ができないと苦しいので、休憩を挟みながら行っています。
今回はじわじわくる虫歯の痛みについて。
アジア人の骨格は親知らずがまっすぐ生えるスペースがない方が多く、半分頭出していたりすると、なかなかセルフケアも難しくなります。
この症例は、初診で来院された患者様ですが、右下に以前からあった痛みがだんだん増してきたというケースです。
レントゲンを見るとよくわかりますね。親知らずに押されて、手前の歯に穴があいてきています。
じわじわと虫歯は広がり神経に近くなるほど症状がでます。

黒く透けている部分は虫歯です。親知らずの抜歯と、手前の歯は神経治療になりました。
我慢できなくなる前に、健診に来ていただくことで、早期発見につながります。お気軽にお越しください。