こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
「唇の内側に、ぷくっとしたふくらみがある」
「水ぶくれみたいなものができている」
「一度つぶれたのに、また同じところにできた」
このような症状がある場合、「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」かもしれません。
粘液嚢胞ってどんなもの?
粘液嚢胞とは、唾液を出す小さな唾液腺から出た唾液が、うまく外に出られず周囲の組織にたまることでできる、袋状のふくらみです。
特に下唇の内側にできることが多く、透明~青みがかった、やわらかいふくらみとして見えることがあります。
痛みがないことも多いため、「そのうち治るかな?」と様子を見ている方も少なくありません。
子どもにもできるの?
はい、粘液嚢胞はお子さんにもできます。
お子さんは、食事中や遊んでいるときに唇を噛んでしまったり、歯が当たってしまったりすることがあります。
こうしたちょっとした刺激がきっかけとなって、粘液嚢胞ができることがあります。
そのため、「子どもだからできない」というものではありません。
自然に治ることもあります。

この子は7歳。

1ヶ月後…大きくなっています。
摘出することになりました。麻酔を使用し、最後は糸で縫うこともあります。
小さな粘液嚢胞の場合は、自然に小さくなったり、消えたりすることもあります。
ただ、
・何度も同じところにできる
・なかなか治らない
・だんだん大きくなってきた
・食事のときに気になる
・気になって何度も触ったり噛んだりしてしまう
といった場合には、一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
自分でつぶしてもいい?
「水ぶくれみたいだから、つぶしたら治るかな?」と思うかもしれませんが、自分でつぶしたり、針などで穴を開けたりするのはおすすめしません。
一時的に小さくなっても、原因が残っているとまた同じ場所にできてしまうことがあります。
必要に応じて摘出することもできます
繰り返す粘液嚢胞や、自然に治らない場合には、摘出による治療を行うことがあります。
粘液嚢胞だけでなく、原因となっている小さな唾液腺も一緒に取り除くことがあります。
そして、保護者の方からよく心配されるのが、
「子どもでも摘出できるの?」
ということ。
ご安心ください。
お子さんでも、年齢や大きさ、できている場所などを考慮したうえで、必要に応じて摘出することができます。
ただし、摘出すれば必ず二度とできないというわけではなく、再発することもあります。
そのため、症状や経過をみながら、治療方法を検討していきます。
「唇に何かできている」と思ったら粘液嚢胞は珍しいものではありません。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、繰り返している場合には、別の病気との見分けが必要なこともあります。
「唇の内側にぷくっとしたものがある」
「何度も同じところにできる」
そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。
お子さんの場合も、「小さいから治療できないのでは?」と心配する必要はありません。
お口の状態を確認し、その子に合った治療方法をご提案します。
気になる唇のできものがありましたら、お気軽にご相談ください。




















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