予防歯科
予防歯科
当院の最終目標は予防です。歯医者は痛くなってからではなく、トラブルにならないように定期的に通うところと思ってただきたいと考えています。早いうちから予防に努めましょう。
1. 予防歯科とは
「また痛くなってからきてください」昔は当たり前のように言われていたフレーズ。痛くなったら行く、むし歯は治したら終わり。こう思う方も少なくないと思います。
当院の最終目標は予防です。歯医者は痛くなってからではなくトラブルにならないように定期的に通うところと思ってただきたいと考えています。むし歯は治したら終わりではなく、その後も痛みが出たり欠けたりする可能性はあります。定期的に通い普段の歯磨きなどセルフケアのチェックや、早期発見、プロのクリーニングケアを行うことで自分のお口に中を知ることが重要です。これが予防です。
2. 予防歯科について
毎日歯ブラシやフロスを行うことは絶対必要です、しかし全ての汚れをセルフケアで落とすことは困難です。歯の表面にはバイオフィルムという強力な汚れが付着しています。むし歯や歯周病の菌は、口に中で長時間経つと膜上のバイオフィルムを作りバリアのようになります。これを除去するため、歯科衛生士のメンテナンスは必要です。歯科衛生士は予防のプロフェッショナルです。
磨き方の癖や、磨けていない部位は誰にでもあります。歯ブラシの正しい当て方やフロスの正しい使い方を身につけ、日々のホームケアのチェックを行うことが重要です。数ヶ月に一度クリーニングとメンテナンスを行いチェックし、異常があれば早期に歯科医師と連携します。
3. 予防の重要性
歯科先進国の北欧や欧米では、定期的な検診は習慣化しています。数値にも表れており日本では定期歯科検診に通っているのは全体の2%ほどです。日本人の歯の損失の役75%は歯周病とむし歯です。このデータを見ても、予防歯科の重要性は明らかです。
4. メリット
歯を失えば治療費がかかります、現在は高品質な治療技術がありますが天然歯には勝りません。早いうちから予防に努めることはコストパフォーマンスのよい選択です。
自信を持った笑顔と美味しい食事を楽しむことは生活の質QOLにつながります、健康にも直結します。人前で笑い美味しく噛めるためできる限り歯を残すことが大切です。生活習慣病と歯周病は因果関係が報告されています、歯周病はセルフケアとプロフェッショナルケアのダブルケアで進行をコントロールできます。このようにメリットが多いのが予防歯科です。
5. 予防歯科当院の取り組み
担当衛生士制
担当衛生士制により、患者さんのお口の中の変化に気づきやすく、効果的な予防を行うことが可能になります。顔馴染みの衛生士が毎回担当するので、悩みも気軽に話して下さい。
歯ブラシ指導と処方
正しい歯磨きは難しいものです。歯科衛生士が丁寧にブラッシング方法を確認します、また歯ブラシなら何でもいいというわけでもありません。ご希望があればその方にあった歯ブラシを処方します。
唾液検査
唾液の質はリスク判定に効果的です、ご希望があれば唾液検査を実施します。
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