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麻酔で気分が悪くなった経験のある方

2023年3月23日

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。最近は暖かくなってきましたね。花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

さて、歯科の治療に必要になってくる麻酔、苦手な方は多いです。歯科で麻酔をした後や、歯科に苦手意識が強い場合診療室に入った時になど、緊張状態が高まると、気分が悪くなる事があります。

これは血管迷走神経反射という現象です。モニターでは、血圧が下がり体内の酸素濃度が下がってきます。患者さんの感覚としては、目眩のような感覚で気分不快になり意識が遠のくような感覚です。顔色が悪くなり手足が冷え震えるような感じがします。
しかしながら、ほとんどは数分で回復して、その後治療を続行できる場合も多いです。

当院では基礎疾患がある方に、麻酔の必要がある場合はあらかじめモニターをつけて診療しています。また、気分が悪くなった時に対応できるよう酸素吸入の用意があり、スタッフ間でも対応を共有しております。
歯科に極度の恐怖心がある場合は、笑気ガスの使用も可能ですのでご相談下さい。