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赤ちゃんの歯磨きについて

2023年10月11日

こんにちは、静岡市清水区のわたなべミント歯科です。
今回は、赤ちゃんの歯磨きについて解説したいと思います。
お母さんから、歯が生え始めてきたけど、どうしたらイイですか?と質問されることがあります。
離乳食も始めてないし歯磨きする必要があるのか疑問に思われる方も多いと思います。

初めての歯はだいたい、半年前後で生え始めることが多いですが、個人差もあるので遅くても焦る必要はありません。なかには1歳近くで生えてくる子もいます。

赤ちゃんの歯磨き

1、2本だからまだ歯磨きしなくてもいいか…と思われる方もいると思いますが生えてきたらケアしましょう。

初めはガーゼを指に巻き優しく拭き取るようにしてみましょう。
授乳やミルクの度に行う必要はありませんが夜寝る前などのタイミングで習慣付けると生活リズムの1つになり将来の虫歯リスクを抑えることができます。
ガーゼから歯ブラシに変えるタイミングは上下4本ずつ生えた頃。
ガーゼの時と同じで就寝前にしてあげましょう。
実は母乳やミルクは甘いので虫歯の原因になります。
でも、夜中に授乳やミルクを与え、その都度歯ブラシは難しいですよね、そんな時は水を一口。お口の中を流すだけでも変わります。

乳児期は歯磨きを嫌がる

赤ちゃんは皆歯磨きを嫌がります。

赤ちゃんのお口に中はとても繊細です。赤ちゃんのために一生懸命磨く気持ちは分かりますが、力強くすると口の中が傷ついたりして嫌な記憶となってしまいます。
そのため、まずは柔らかいガーゼで軽く拭ってあげる。それから柔らかい歯ブラシで軽くなぞるようにしてみてください。
寝かせて磨いた方が効率的です。
また、お口の中を触ることで口腔感覚も向上するので食育にも繋がります。

幼児期は歯磨きが楽しい時間となるように

少し年齢が上がったら、歌を歌いながら等、何か習慣をつけ磨くことによってお子さんは歯磨きが楽しい時間となり、虫歯予防に繋げていきます。習慣のための自分磨き用ブラシと仕上げ用2本用意すると良いですね。自分磨きが苦手な子には、歯磨きアプリも人気です。試してみて下さい。

歯医者は怖いところと言わないで

よく歯を磨かないと歯医者に連れてって注射だよ!歯医者で痛くされたくなかったら歯を磨きな!など歯医者が怖いところとイメージを与えないでくださいその結果、お口の中をうまくみることができなかったり、歯医者に慣れるまで時間がかかってしまいます。

当院にも入り口から大泣き!というお子さんは多く来院しますが、大丈夫。きちんとトレーニングをして最後には皆1人で入室してくれます。

お子さんの歯磨きで疑問があれば気軽にご相談ください。